車庫証明を取らないとどうなる？

はじめに

　皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。
　自動車を購入する際や、引っ越しをされた際には車庫証明（自動車保管場所証明書）を取得しなければなりません。

「万が一、車庫証明を取らなかったらどうなるのだろう？」とお考えになる人もいらっしゃるかと存じます。今回は車庫証明を取らなかったときはどうなるのか、車庫証明の詳細と共にご説明致します。ご参考にして頂けたら幸いです。

車庫証明は取らなければならない

　まず結論から申し上げますと、車庫証明を取らなかった場合には罰則が設けられています。「自動車の保管場所の確保等に関する法律」の第17条に定められており、10万円以下の罰金に処するとされています。自動車の購入時には、ディーラーさんなどが代行してくれるので、あまり意識されていないかもしれません。しかし、引っ越しをした際にそのままにしてしまっている可能性は十分にあり得る話です。ご自身の状況を今一度ご確認頂けたらと存じます。なお、軽自動車は地域によって車庫証明届出が必要なところがありますので、そちらもご注意ください。宮城県の場合の軽自動車届出は、仙台市と旧石巻市で必要です。

車庫証明を取得するには

　では車庫証明を取得するにはどうすれば良いのでしょうか。行政書士やディーラーさんに代行を依頼するときも変わりませんが、大まかな流れは以下の通りです。

①　保管場所を用意する

②　管轄の警察署で直接あるいはホームページからダウンロードで書類を入手

③　必要書類を作成

④　管轄の警察署に提出

⑤　数日後に警察署から連絡が来たら受け取りに行く

　管轄の警察署は各都道府県で決まっています。宮城県各地の管轄警察署は以下で纏めておりますので、ご参照ください。

　また、提出・受領の際に手数料が掛かります。都道府県によって異なり、宮城県の場合は保管場所証明に2,200円、標章交付に600円（軽自動車はこちらのみ）を収入証紙で納める必要があります。代行時も変わりません。
　そして車庫証明の受領までの日数ですが、こちらも都道府県によって違います。宮城県の場合は、提出から早ければ中3日（土日祝日除く）ほどで受領することが出来ます。

まとめ

　以上が、車庫証明を取得していないとどうなるか、車庫証明の取り方についてでした。取得はご自身でも可能ですので、記事を参考に取得頂けたらと存じます。可能な限り早く取得したい、警察署が遠方で行けないなどでお悩みの方は、弊事務所で代行を承っております。お気軽にお申し付けください。
　本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。