車庫証明 所在図・配置図の作成方法
目次
はじめに
皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。
車庫証明を取得するにあたり、提出する書類が必要になります。行政書士に代行依頼することも多いですが、ご自身でも作成は可能です。その中でも、車庫証明を申請する場所の図面作成があります。
「図面作成が必要なのは少し面倒かも…」と億劫になるケースもあるかと存じますが、簡単な図面ですのでご安心ください。本日は車庫証明の添付書類である所在図・配置図の作成方法についてご説明致します。(2022年1月現在)ご参考にして頂けたら幸いです。
車庫証明に必要な書類
それでは、まず車庫証明に必要な書類を確認していきます。以下の通りです。
① 自動車保管場所証明申請書・保管場所標章交付申請書
② 自認書もしくは使用承諾書
③ 所在図・配置図
④ 委任状(行政書士に車庫証明代行を頼む場合)
以上になります。今回は車庫証明に必要な書類の中から③に焦点を当ててご説明致します。
所在図・配置図 用紙の入手場所
車庫証明に必要な所在図・配置図は最寄りの警察署で入手することが出来ます。他の提出書類も同じです。警察署へ行くことが出来ない場合でも、警察署のホームページからダウンロード出来ます。宮城県の書式は弊事務所からもダウンロード出来ます。
☆ 仙台市内の警察署
・仙台中央警察署(仙台市青葉区)
・仙台北警察署(仙台市青葉区)
・仙台東警察署(仙台市宮城野区)
・仙台南警察署(仙台市太白区)
・泉警察署(仙台市泉区)
・若林警察署(仙台市若林区)
所在図の作成方法
所在図とは、車庫証明を取得する者の本拠の位置と保管場所の位置関係を示す地図のことです。手書きが面倒なときは、グーグルマップなどを印刷して添付することも可能です。この際には別紙参照と記載し、印刷した地図を添付しましょう。手書きの地図のときは本拠や保管場所周辺で目安になる建物なども書きましょう。
印刷物を添付するときも手書きのときも、保管場所と本拠の位置関係が分かるように示さなければなりません。保管場所が本拠から離れているケースのときは、保管場所と本拠を線で結んで距離数を書きます。車庫証明を取得したいのであれば、本拠と保管場所が直線距離で2㎞以内であることが条件となります。
配置図の作成方法
配置図とは、保管場所の詳細図になります。保管場所のスペースや保管場所へ通じる出入口、目の前に面している道路の幅を測量し記入しましょう。アパートやマンションなどで保管場所に付番がされているときは番号を記入、保管場所に高さ制限があるときは高さを記入します。自動車を置く位置が分かるよう「保管場所」と記載しておくと良いでしょう。
まとめ
以上が、所在図と配置図の作成方法についてでした。図面作成と聞くと難しく感じてしまうこともあるかと思います。しかし、ご自身でも作成することが出来ますので、ご参考にしてみてはいかがでしょうか。どうしても時間がなかったり、作成に不安があるという方は、弊事務所での車庫証明書類作成代行を是非ご活用ください。本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。