保険薬剤師登録とは

目次

はじめに

 皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。保険薬局にはどんな薬剤師さんでも働くことが出来るのでしょうか。答えはバツです。今回は、保険薬剤師登録について解説いたします。ご参考にして頂けたら幸いです。(2022年7月現在)

保険薬局とは

 まず保険薬局について、以下の記事にまとめておりますので、ご参照ください。

保険薬局指定申請

目次 はじめに  皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。薬局開設後には、保険薬局の指定申請というものがあります。こちらはどのような申請なのでしょうか。今回…

 薬局開設許可を取得しただけでは、公的保険が適用されません。保険薬局の指定申請も必要になります。

保険薬剤師登録とは

 では、保険薬局で薬剤師として従事するには何が必要なのでしょうか。それは保険薬剤師登録をすることです。企業や病院から新たに保険薬局で働きたいという場合には、こちらの手続きが必要です。OTC業務のみの場合は必要ありませんが、保険調剤業務を行う場合は必要になります。
 保険薬剤師登録は、地方厚生局に申請をします。所定の様式に従い、申請し登録されると、厚生局から登録票が交付されます。既存の勤務先から転勤などで他都道府県に異動した際は、異動届を提出しましょう。保険薬剤師登録申請の際の必要書類については以下の通りです。

保険薬剤師登録申請の際の必要書類
・登録申請書
・薬剤師の免許証の写し
・診療所にあっては、使用許可証または許可書もしくは届書、国の開設する診療所にあっては承認書または通知書のそれぞれの写し※1
・経歴書(任意様式)※2
※1 薬局が薬剤師の開設したものであり、かつ当該開設者である薬剤師のみが調剤に従事している場合において提出します。
※2 経歴書については、登録申請書に定める添付書類ではありませんが、手続きの円滑化のために提出をします。

まとめ

 以上が、保険薬剤師登録申請についてでした。保険薬局に従事される薬剤師さんにとって必須の事項になりますので、しっかりと登録して参りましょう。なかなかご自身で申請するのが難しい、時間がなくて出来ないという方もいらっしゃるかと存じます。弊事務所では、保険薬剤師登録申請や薬局開設許可申請の代行を承っております。宮城県以外の方も是非お気軽にご相談ください。本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。