薬局開設許可の必要書類について(宮城県仙台市)

目次

はじめに

 皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。医薬分業により、薬局さんの開設も多い昨今。今回は、宮城県仙台市の場合の薬局開設許可申請の必要書類についてまとめました。ご参考にして頂けたら幸いです。(2022年7月現在)

薬局開設許可とは

 薬局を開設する上で、許可が必要になります。宮城県仙台市の場合は、仙台市保健所が窓口で目安としては要件等に不備がなければ、申請から概ね2週間程度で許可を取得出来ますが、早めに行動はしておきましょう。許可期限は6年でその都度更新手続きを行います。許可後には、保険薬局の指定を受ける必要がありますので、こちらは東北厚生局への申請になります。

☆提出書類
 提出する書類は、個人様と法人様で少しだけ変わってきます。様式が決まっている申請書と図面、証明書類という構造になります。提出は2部で1部は控えとして仙台市の収受印が押印されて返ってきます。

1.薬局開設許可申請書
2.様式A-1 別紙1-1 店舗名称、構造や設備、平面図など
3.様式A-1 別紙1-2 器具、書籍、付近の見取り図など
4.様式A-2 別紙2-1 営業日や営業時間など
5.様式A-2 別紙2-2 業務体制の概要
6.別紙3 従事する資格者
7.別紙4 薬局の兼営事業の種類等
8.別紙5 特定販売に関する事項(特定販売を行う場合のみ、要事前相談)
9.登記事項証明書(法人様のみ)※
10.役員の組織図(法人様のみ)※
11.使用関係証書(開設者が個人様で、本人様が従事する場合不要)
12.資格を証する書類の写し(原本持参)
13.申請者の診断書又は疎明書(個人様の場合は必ず診断書)※
14.仙台市メール配信サービス登録方法について

 なお、※印は以前提出したことがある場合に省略出来ます。
 申請手数料29,400円を納付書にて納入し、上記書類と仙台市保健所にて提出します。標準処理期間は10日間(閉庁日除く)ですが、不備があった場合はそれ以上となります。

まとめ

 以上が、薬局開設許可の必要書類についてでした。自治体によって違う部分がありますので、ご注意頂けたらと存じます。出荷調整品等で在庫の管理や入荷の管理で追われてしまっている方も多いかと思います。そちらにリソースを割けるよう、弊事務所では薬局開設許可申請の代行を承っております。是非ともお気軽にご相談ください。本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。