FISSについて

目次

はじめに

 皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。ドローンを飛行させるにあたり、他の方の飛行経路というのは気にしなければなりません。今回は飛行情報共有機能(FISS)について解説致します。ご参考にして頂けたら幸いです。(2022年8月現在)

FISSとは

 ドローンを飛行させるにあたり、近隣の飛行経路の情報が分かると安心ですよね。それを解決してくれるのが飛行情報共有機能(FISS)になります。もし飛行を計画しているのであれば、こちらに情報を登録することにより、ご自身の飛行情報を他の方へ共有することが出来るシステムになっております。※2022年12月5日より、廃止され、DIPS2.0での飛行計画の通報が必要となりました。

FISSの設定方法

 DIPSサイトの飛行情報共有システムのリンクからアクセスします。アカウント作成の必要がありますが、DIPSのアカウントを作成されている方は連携させることが可能です。この際のメールアドレスは、飛行計画登録画面に公開されてしまいますので、公開されたくない方は注意しましょう。複数台の機体を登録されている場合は、別々のアカウントを作成した方が好ましいでしょう。
 ログインした後は、飛行計画登録にアクセスします。進んだ先に日本地図が表示されるので、プラスのマークをクリックします。そしてご自身のドローンを飛行させる予定の場所を選択し、円(円周の範囲)、線(長い距離の範囲)、多角形(広い範囲)での飛行範囲を設定します。
 次に、ドローンを飛行させる高度や日時、操縦者名と機体、ルールの設定です。こちらは選択式で選んでいただくだけなので簡単かと存じます。禁止されているルールをきちんと許可を申請しているかを確認の上、飛行計画を登録完了します。

まとめ

 以上が、FISSについてでした。ドローンを飛行させる方々の飛行経路を明確にさせておくことで、あらかじめ衝突事故などの注意をしていくことが出来ます。どこで誰がどのくらいの時間飛行させるかを管理しながら、安心安全にドローンを飛行させるのが目的です。しっかりと手順を踏んで、ドローンを飛行させていきましょう。弊事務所では、ドローン許可申請代行をはじめとした手続き代行を承っております。宮城県以外の方でもお気軽にご相談ください。本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。