CPDについて

目次

はじめに

 皆さんこんにちは。宮城県仙台市の行政書士水越です。建設業においてCPDという言葉を聞いたことがあるかと存じます。今回は、CPDとは具体的にどういったことを指すのかを解説致します。ご参考にして頂けたら幸いです。(2023年1月現在)

CPDとは

 まず、CPDとはどのようなものなのでしょうか。CPDはContinuing Professional Development(継続教育)の略称で、技術士や施工管理技士などの継続教育制度を指します。具体的には、技術士や施工管理技士を対象とした講習やセミナーなどを受けることでCPD単位がもらえ、それが評価に繋がります。通常の業務に行かせることはもちろん、入札などの加点項目として影響があるため、継続的に研鑽をしていくということは大事になってきます。

審査をしているのは?

 では、どういったところで審査がされているのでしょうか。
以下の団体が審査をしています。

公益社団法人 空気調和・衛生工学会
一般財団法人 建設業振興基金
一般社団法人 建設コンサルタンツ協会
公益社団法人 地盤工学会
一般社団法人 森林・自然環境技術者教育会
公益社団法人 全国上下水道コンサルタント協会
一般社団法人 全国測量設計業協会連合会
一般社団法人 全国土木施工管理技士会連合会
土質・地質技術者生涯学習協議会
公益社団法人 土木学会
一般社団法人 日本環境アセスメント協会
公益社団法人 日本技術士会
一般社団法人 日本建築構造技術者協会
公益社団法人 日本建築士会連合会
公益社団法人 日本コンクリート工学会
公益社団法人 日本造園学会
公益社団法人 日本都市計画学会
公益社団法人 農業農村工学会
公益社団法人 物理探査学会

 団体により、主催するプログラム数や登録者数は様々です。まずは、サイトから登録をするのですが、入会金や年会金などがありますので、確認してみましょう。

まとめ

 以上が、CPDについてでした。必ずしもやらなければならないわけではありませんが、経審や入札に関係してくる部分もございます。点数アップをしたいという会社様がいらっしゃいましたら、ご検討してみてはいかがでしょうか。弊事務所では、建設業許可や決算変更届、経審・入札、建設キャリアアップシステム代行など承っております。お困りの方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。