小規模事業者持続化補助金 第9回
目次
はじめに
皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。2022年6月17日に小規模事業者持続化補助金の公募要領が更新されました。追加された項目につきまして解説させて頂きます。ご参考にして頂けたら幸いです。(2022年6月現在)
小規模事業者持続化補助金とは
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者様の販路開拓や生産性向上の取り組みを補助する制度です。小規模事業者持続化補助金について、以下の記事でまとめておりますので、ご参照ください。
小規模事業者持続化補助金に限らず、補助金の特徴として、「事業計画書の作成が必要」「採択者のみ活用出来る」「補助対象経費がある」「事業実施期間と実績報告がある」「交付決定後に支出する」「入金は実績報告後」といったものになります。支援金とは全く異なる制度になります。申請してから状況に気付くのでは遅いので、補助金制度の内容やスキームをしっかりと理解した上で申請をご検討ください。
小規模事業者持続化補助金 第9回
2022年6月17日に小規模事業者持続化補助金の公募要領が更新されました。第9回申請締切は2022年9月20日(郵送は締切日当日消印有効)で、商工会議所等の事業支援計画書(様式4)の受付締切は2022年9月12日となっております。
追加項目としては、加点項目の事業環境変化加点が追加されました。こちらは、ウクライナ情勢や原油・LPガス等の価格高騰の影響を受けている事業者様を対象とした加点項目になります。経営計画書の加点項目欄にチェックをすることと、経営計画書に影響を受けた内容を記載することが挙げられています。物価の高騰などの影響を受けている事業者様は、補助金をフックに今後の展開を計画してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上が、小規模事業者持続化補助金第9回からの公募要領の変更点についてでした。第9回の事業実施期間は、交付決定から2023年5月31日まで、実績報告は2023年6月10日までとなっておりましたのでご確認ください。昨今の時代の流れに応じて補助金も変化しておりますので、引き続き皆様に情報提供をさせていただきます。弊事務所では、小規模事業者持続化補助金をはじめとした補助金申請サポートを承っております。宮城県以外の方も是非お気軽にご相談ください。本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。