建設業者さんに活用可能性のある補助金

目次

はじめに

 皆さんこんにちは。宮城県の行政書士水越です。補助金は事業を拡大していく事業者様をサポートします。しかし、補助対象者や補助対象経費など、必ずしも全ての職種や全てを経費に出来る訳ではありません。そこで今回は、建設業者さんにフォーカスして、活用可能性のある補助金をご紹介致します。ご参考にして頂けたら幸いです。

建設業者さんに活用可能性のある補助金

 建設業者さんに活用可能性のある補助金として「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」などが挙げられます。どのような事業展開をしていくかによって、活用出来る補助金は変わってきます。(2022年6月現在)

・事業再構築補助金
 建設業者様のノウハウを活かした事業転換や、他業種との共同事業による業種転換など様々な角度から活かせる可能性があります。
 補助金は通常ですと、申請後の交付決定があってから支出をしなければなりません。しかし、事業再構築補助金には「事前着手」という、交付決定前の支出が認められる場合があります。こちらは別途承認が必要になりますので、注意しましょう。

・ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
 通称「ものづくり補助金」です。設備投資に活用出来る補助金なので、ICT建機などを導入して、工期の短縮や人員コストの削減をすることが可能になります。

・IT導入補助金
 その名の通り、ITツールを導入して業務効率化を図る取り組みを補助します。3DCADなどのツールを導入する際に活用出来る可能性があります。注意しなければならないのは、IT導入補助金を活用する際の購入するものは、IT導入補助事業者から購入しなければなりません。どこから購入しても良い補助金ではないので、注意しましょう。

・小規模事業者持続化補助金
 販路開拓や生産性向上に活用出来る補助金です。通常枠は上限50万円までと、他の補助金と比較して補助額が小さいのが特徴です。ホームページ制作やチラシ・DMの作成といった広報費に活用出来る可能性があります。

まとめ

 以上が、建設業者さんに活用可能性のある補助金についてでした。補助金は、事業計画書の作成が基本です。また事業実施後の実施報告がなければ入金はありません。設備投資が先で入金は後払い、要件や補助対象経費もあり、採択があり必ず補助されるものではないということは認識しておきましょう。弊事務所では、補助金申請サポートを承っております。宮城県以外の方も是非お気軽にご相談ください。本記事をお読み頂き、誠にありがとうございました。